高齢者や障がいを持つ方の生活を支えるために利用されている福祉用具。在宅で療養される方にも多く使用されている場面を見受けます。車いすや介護ベッド、歩行器など、多くの種類がありますが、これらを「レンタル」するか「購入」するかで悩む方も多いのではないかな?と思います。本記事では、それぞれのメリット・デメリットを比較し、使用されるときのヒントになればと思います★
目次
- 福祉用具をレンタルするメリット・デメリット
- 福祉用具を購入するメリット・デメリット
- どちらを選ぶべきか?
本文
1. 福祉用具をレンタルするメリット・デメリット
メリット
- 初期費用が抑えられる
- 購入に比べて一度の支払いが少なく済み、経済的な負担が軽減される。
- 必要な期間だけ利用できる
- 短期間の使用や一時的な回復を目的とする場合に適している。
- メンテナンスや修理の手間がない
- レンタル会社が点検・修理を行うため、自身での管理が不要。
- 最新の機器を利用できる
- 進化する福祉用具を試しながら利用できるため、より快適なものを選びやすい。
デメリット
- 長期間使用するとコストがかさむ
- 短期間の利用なら経済的だが、長期利用の場合は購入する方が安くなる可能性がある。
- 自分のものにはならない
- 返却が前提となるため、長期間使い続けたい場合には不向き。
- カスタマイズが制限される
- 購入に比べて自由に改造や調整を行うことが難しい。
主なレンタル品
- 車いす(標準型・リクライニング型など)
- 介護ベッド(電動ベッド・手動ベッド)
- 歩行器・シルバーカー
- 床ずれ防止用マットレス
- 移動用リフト
2. 福祉用具を購入するメリット・デメリット
メリット
- 長期利用ならコスト面でお得
- 長期間使う予定なら、レンタルよりもコストを抑えられる可能性が高い。
- 自分のものとして使える
- 返却の必要がなく、好きなだけ使用できる。
- カスタマイズが可能
- 自分の体に合わせた調整や改造ができるため、より快適な使用が可能。
デメリット
- 初期費用が高い
- 一度に大きな出費が必要となるため、経済的負担が大きい。
- メンテナンスや修理が自己負担
- 壊れた場合、自分で修理するか、業者に依頼する必要がある。
- 使用後の処分が必要
- 不要になった際の処分や譲渡が必要になる。
主な購入品
- ポータブルトイレ
- 入浴用手すり
- 補助杖・四点杖
- 座位保持椅子
- 介護用スプーン・食事補助具
- 歩行補助ロボット
- バスボード・浴槽内椅子(入浴補助用品)
※ 入浴・排泄関連用品の一部はレンタルできないことが多く、基本的に購入が必要となります。
3. どちらを選ぶべきか?
選択のポイントとして、以下の点を考慮しましょう。
- 短期間の使用や一時的なケガ・リハビリ目的ならレンタル
- 長期間の利用を前提とするなら購入
- コストを抑えたい場合は、使用期間を計算して比較
- カスタマイズや所有権を重視するなら購入
- メンテナンスを気にしたくないならレンタル
また、介護保険制度を利用すれば、一部の福祉用具はレンタル費用の一部が補助されることもあります。自治体の制度や補助金についても確認し、最適な選択ができればよいかもしれません。
最初はレンタルしておいて、後で購入することもひとつの手段としてあります。困ったり迷ったりしたら、ケママネージャーや福祉用具業者の方へ相談してみましょう。リハビリを利用されている方は、リハビリスタッフに相談してみても良いかもしれません。
まとめ
福祉用具のレンタルと購入にはそれぞれメリット・デメリットがあります。利用期間や費用、メンテナンスの手間などを考慮し、自分や家族にとって最適な選択をすることが重要です。専門家に相談しながら、より快適な生活をサポートする福祉用具を選んでいけると良いですね。
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